【会員投稿】3つの輝き~姉妹都市須坂を訪ねて~

 皆木邦夫

 3年ぶりの史跡見学会は楽しく、期待以上のものがあった2日間でした。迎え入れていただいた須坂市、そして、米子地区の方々の御蔭と感謝です。その印象を、「3つの輝き」といたしました。

 1つ目は、 米子地区公会堂で拝見した 「鷹の目硫黄」 鉱石の輝きです。硫黄が、竹前兄弟による紫雲寺潟干拓の資金源になったことは承知していました。真っ黄色の硫黄を手にしたとき、その美しい輝きに目を奪われてしまいました。徳川幕府の役人の気持ちが理解できたように思いました。

 2つ目は、大倉喜八郎翁ゆかりのステンドグラスの輝きです。 須阪市立博物館に飾られたそれに、窓越しの光が当たります。 思わず感嘆の声を挙げてしまいました。レプリカとのことですが、 本物の輝きはいかに、と想像してしまいます。

 3つ目は、参加会員の醸し出す友好的な雰囲気です。 それが私には光り輝いて見えたものでした。 史跡見学会における最大の輝きでした。事業部に感謝し、 もう次を楽しみしているところです。

大倉製糸ステンドグラス

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