【会員投稿】近詠短歌 1 2024.02.10 2024.01.28 佐藤榮征 丘を越え少年倶楽部くらぶ借りに行き 新蕎麦しんそばなるを初めて食べき ≪令和五年十一月二三日(木)毎日新聞・新潟県版・黒石孝先生撰≫竹スキー囲炉裏いろりで作りし戦後の児こ 反そり難むずかししく熾おきにあぶりぬ ≪令和五年十二月八日(木)毎日新聞・新潟県版・黒石孝先生撰≫冠雪の二王子山麓にのうじさんろく白鳥は 落穂おちほついばむ心ゆくまで ≪令和六年壱月八日(月)新潟日報・馬場あき子女史撰≫雪の袈裟けさまとひて釈尊微笑しゃくそんびしょうせり 藩祖の荼毘だびの場五十公野小いじみのしょうに ≪令和六年壱月二五日(木)毎日新聞・新潟県版・黒石孝先生撰≫ ・新発田市五十公野 下新保の田圃。水原(阿賀野市)の瓢湖から白鳥が遊びにきています。これは晩秋の風景。・秕(しいな・未成熟の米穀)は白鳥の餌。好むらしい。